大宮工場のD5027
 

昭和３９年の秋頃、通っていた中学の鉄道研究会で大宮工場の見学に行っ

たときのことです。

遠目に見ると見慣れない、蒸気機関車が１台庫の脇に留 置されていました。

9600のような,はたまたC51のような。

近づいてゆくとなんとそれは、D50の27号機でし た。

デフが付いてなく、D50の特徴であるフロントデッキ 上の給水温器が取り外さ

れていたので、D50と認識できなかったのですが。

その他にも今、細かく見直してみると、色々 と・・・・・・　         　　　　

遠目には9600の兄貴分か太めのC51のように・・・・・	近寄ってみると確か にD50が！給水関係はすべて取り外してあった。

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Details
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１：大正３年川車製。丸形ドーム。	２：20立米型テンダーには増炭の改造が施されている。
３：この種の留置車両には珍しく、メインロッドもちゃんとついていました。エキスパンショ ンリンクは丸穴タイプ。	４：正面から見ると給水温器 がないので違った印象に。
５：キャブは若番ながらC53タイプの２枚窓大。	６：公式側ですが、写りがよくありません。先輪はスポーク
７：従台車の軸箱蓋は、バネ押さえ付のオリジナル。	８：クロスヘッド。 動輪のタイヤが結構薄い。